知識と見識。
生きて在る間に、
どれだけの”知識と見識”を身に付けるか?
知識は本などで吸収出来るが、
見識とは自分の経験から
会得するしかない。
机上と現場。
そのどちらも欠けてはいけない、
他方が他方を補い、また削いでいくもの。
相互作用。陰陽論。
世の中は
知らなくてもいい情報、
知ったところでどうともならない知識、
はたまた、
知らなければ幸せだった見識などの
種々混合。
何でも知れば良いかといえば、
それはそうとも限らない。
知ることで
“価値観を根底から覆してしまう類い”
のものに触れてしまえば、
(昔の人が、
“覆水盆に返らず”とも言うように)
知れば知る前には戻れない。
「知る悲しみ」(@島地勝彦)である。