「マルクスが好き」
って言うと大抵誤解されるけど、
左翼や共産主義革命には一片の興味もない。

 
 
ワタクシにとっての
マルクスの魅力は何と言っても、あの
うねるようなドイツ観念論と文学が
激突した様な独特の文体。
(勿論、翻訳でしか読んでないけど)
 
そして、
人間味溢れる19世紀人の横顔。
 
 
 
 
皮肉と批判に満ちた雑誌を発刊しては、
多くの国から国外追放を喰らい、
 
畏友エンゲルスに金をたかりながら、
「肝臓痛いッス…」
「歯が痛いんスよ…」
と締切を何十年も延ばした挙句、
第1巻だけしか完成させなかったり…
 
 
テンション上がって筆がすべり、
「収奪者が収奪されるぞぉーー!」
って書いたその文字は
エンゲルスにしか解読不能なほどの悪筆だったり…
 
 
肉屋やパン屋にツケを払えず、
支払い催促の怒号がいつも玄関前で起きるわ、
上着を質屋に入れちゃって、外出できなくなるわ…
 
 
挙句、
家政婦との間に子どもをつくって、
「あわわわわ…」ってなって、
子どもをエンゲルスに押し付けたり……
 
 
 
 
近くにいたら絶対厄介だけど、
遠くから眺める分には、実に魅力的で可愛らしい。
 
 
仮想通貨の繁栄や
AIによる失業が加速するこれからの社会。
 
マルクスの知見は、
ますます重要になってくると思ってる。